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合わせてお読みください
扁桃腺手術の入院期間の平均は何日?
私たちの扁桃腺手術の入院期間は?
私の扁桃腺手術の入院期間は
私は口蓋扁桃摘出手術を受けました。手術の前日に入院し、手術後8日目に退院しました。入院日数は10日です。
私の子どもの入院期間は
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術を受けた5歳の子どもの場合ですが、手術の前日に入院し、手術後6日目に退院しました。入院日数は8日です。
入院期間は短い方が良いということはない
皆さまの体験談を読ませていただきましたところ、手術後、数日経ってから出血されている方も、少なくありませんでした。
私は、入院当時、早く退院したくて仕方がなかったのですが、およそ10日ほどの入院にはきちんと意味があり、「早く退院できれば良いというものではなかったのだな」と、教えていただきました。
皆さまの体験談の一部をご紹介させていただきます。
術後の診察で摘出した場所を傷つけたようで出血。再度手術となるはずでしたが、出血が酷く、麻酔医を待つ時間がないとのことで、麻酔なしで出血箇所を焼きました。今まで生きてきた中で一番辛い時間でした。まさに地獄絵図でした。
その後(7日後くらい?)再度ひどい出血が起こり、再手術。今回は麻酔ありだったので、安心?しました。ですが度重なる出血で輸血するハメに…。
術後は、形のあるものは食べられるはずもなく、酸味(パイナップル等)のあるものや、塩分の高いもの(梅干し等)は傷口が滲みて、楽しいはずの食事が随分長い間できませんでした。入院期間は22日です。
今年の7月に扁桃炎をこじらせ入院してから慢性扁桃炎になり11月15日に手術致しました。
私の場合、10年に一人位のひどい状態だったようで、咽頭形成術も一緒にしたため、手術時間も予定よりも1時間程度長くかかりました。
また、退院予定の日の朝に出血をして予定よりも倍入院しました。因みに術後、3回縫いました。
皆さまの入院期間を教えていただきました
皆さまの入院期間に関するご回答の一部をここでご紹介させていただきます。500名ほどの皆さまのご回答をいただきました。
- 5日間(の入院)。入院保険に加入していたため、実質負担は2万程度。
- 7泊8日で手術の前日に入院。費用は11万少しでした。
- 手術前日からの入院で9日間。費用は14万ちょっと。
- 10日間。子供のため乳幼児医療が適用されたので治療自体は1万5千円くらいで手術出来ました。それ以外に付添い用の簡易ベッドなどやその他もろもろの方がかかりました。
- 入院期間は13日で24万くらい。個室ですが・・・除くと、15万くらい。
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扁桃腺の手術費用の金額はいくら?
私の扁桃腺手術費用の金額は?
私の扁桃腺手術費用の金額は
病院によって差はあると思いますが、私が、2006年10月に扁桃腺の手術を受けた際には、126,300円かかりました (10日間の入院料等、検査、投薬、注射、処置、手術、麻酔含む)
2ヶ月ほどしてから、 高額療養費の払い戻し制度で10万円程度戻ってきましたので、実質3万円程度の支払いで済みました。
我が家の場合、戻ってきた額が「10万円」と多かったのは、 私の主人が加入している保険組合が独自に支給してくれる 「付加給付」によるもののようです。 (私は、現在、主人の扶養に入っています)
子どもの扁桃腺手術費用の金額は
乳幼児医療費助成制度のおかげで、自分で支払ったのは7,000円でした。
高額療養費の払い戻し制度
社会保険か国民健康保険に加入していれば、 同じ病院や診療所で支払った同一月(1日~末日)の医療費が一定額を超えた場合に、 高額医療費が支給される制度です。
高額療養費”法定給付”と”付加給付”
支払われる給付には、健康保険法で決められた”法定給付”と、保険組合が独自に支給する”付加給付”とがあります。
皆さまの加入している保険組合さまも、ひょっとしたら、独自の「付加給付」を実施されているかもしれませんので、 念のため、保険証に記載されている保険組合に問い合わせてみることをお勧めします。
皆さまの手術費用を教えていただきました

- 「入院するときに限度額適用認定書(高額療養費制度を利用しますよと申告しておくこと)を提示しましたので、 106,730円の入院費が84,630円になり、支払いをして退院しました。(h12.2.23)」
- 「入院日数は10日間。費用は入院前に限度額申請をして約85000円でした。」
- 「限度額適応したので87,000円程(本来ならば14万程かかるとのこと)」
- 「健康保険の限度額適用で¥39,705でした(たまたま申請にかかった年が非課税者だったのでこの金額です)」
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扁桃腺摘出手術の時間と手術内容は?
扁桃腺摘出手術内容
扁桃腺摘出の手術時間
皆さまの体験談を一部、ご紹介させていただきます。
扁桃が癒着し、手術に4時間かかる
私の場合、今まで扁桃腺周囲膿瘍で二度の入院、扁桃炎を数え切れない程繰り返した為、扁桃が周囲の組織と癒着し、手術に4時間かかりました。出血も多く止血にも時間がかかったそうです。
若い頃は親からの反対があり手術できませんでした。なるべく早めにとる事を勧めます。ただ、私の場合予後は良かったです。扁桃腺周囲膿瘍や切開排膿に比べれば全然痛くないです。(^^)
(あかねさん)
扁桃腺の癒着が有り、7時間以上の大手術
本日、退院しました。左扁桃腺の神経、血管への癒着が有り、手術も7時間掛り予想以上の大手術となりました。退院に時間は掛ったものの痛み止めを飲む回数も減り今は常食です。
感想としては手術をして良かった思うのと共に、自分の様にならない為にも扁桃腺炎に悩んでいる方は早めに手術をした方が良いかと思います。
片側2分づつの計4分で終了
私の場合は片側2分づつの計4分で終わったそうです。
喉の痛みはありますが、急性扁桃炎やってる人には余裕で耐えられる程度の痛みです。
手術前検査
私の手術前検査は
扁桃腺の手術まで1ヶ月をきっているので、手術を予約したその日に、術前検査を受けることができました。血液検査、尿検査、心電図、レントゲンの順です。
手術は全身麻酔で行うことになっていましたので、全身麻酔に耐えられる体かどうかも含めて検査をしました。つまり検査結果次第では、手術を受けることができないということです。結果がわかるのは、次の診察日・・・入院当日でした
この日に、クラビット錠剤という薬をいただきました。手術前に、万が一風邪を引いた場合に飲むようにとのことでした。合成抗菌剤で、細菌による感染症の治療薬です。
局所麻酔か全身麻酔か?
以前は、扁桃腺をとる手術は、局所麻酔で行うことが多かったようですが、 現在は、全身麻酔で行われることが多いようです。
局所麻酔の場合、患者が途中で怖がってしまったり、口を閉じてしまうなど動いてしまう可能性があります。 全身麻酔のメリットは、そういった心配がないこと、 手術中や手術後の止血が確実にできることなどがあります。
私は全身麻酔のもと扁桃腺手術を受けました
私の全身麻酔の体験については、 「扁桃腺手術 入院2日目(手術当日) 手術準備開始~手術」でご紹介しています。
補足ですが、私の病院では、全身麻酔の場合、手術の最中に立会人が必要とのことでした。手術中に何かあった際、眠っている本人に確認をとって処置することができない為です。
立会人には、術前に手術内容の説明をしたいので、入院日にも来てほしいと言われました。
病院からいただいた「全身麻酔に関する資料」をご紹介しています。
40年以上前は、局所麻酔で大変なものでした
私は、小学1年の時、勝手に親が決めて、手術させられました。40年以上前です。
当時は、局部麻酔で大変なものでした。その頃は、扁桃腺除去がはやっていて、私ぐらいの年の子が夏休みもあって、たくさん入院していました。でも、今は、内科医の話では、あまり除去しないとのことです。扁桃腺がなくなると、炎症をそこで食い止めることができなくなるらしいのです。
確かに、高熱は出にくくなったようですが、私の場合、風邪をひくと、相変わらず喉は痛むし、炎症を扁桃腺で食い止められなくなるせいか、奥の気管支までもが痛むようになりました。喉の痛みに効く風邪薬を飲めば治るので寝込む程ではないし、メリットもデメリットもない気がします。
扁桃腺の手術が必要な状態は?
口蓋扁桃摘出手術適応
但し、発熱時、急性憎悪時には、手術できません。この為、手術が決まったら、特に体調管理に気をつける必要があります。
(1)扁桃腺炎を繰り返す
- 風邪をひけば、必ず喉に激痛がはしり、その後風邪が完治するまでに1ヶ月かかり、それが冬中繰りかえしおおこるので。
- 半年で扁桃腺炎を4回も患い、4回目にはこじらせて敗血症になったため。
- 月に1~2回扁桃腺に白いぷつぷつが出来、仕事を休まなくてはならなくなる前に病院に行き、抗生物質を服用し、抗生物質の飲み過ぎで体調が逆に悪くなったりもした為。
- 毎年3回~4回風邪をひく度に扁桃熱で38℃~39℃の熱を出しフラフラに。別々の病院の3人の医師が、処置を勧めるので覚悟を決めた
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(2)病巣感染扁桃
- 腎炎の病巣である扁桃腺を摘出した方が良いと腎臓専門の内科医に勧められた。
- ①腎臓の治療として ②風邪を引くと必ず高熱が出て食欲がなくなり回復も遅くて不安だったので。
- 腎臓病の再発を防ぐ、または遅らせるため。
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慢性腎炎は扁桃腺が腫れやすい人ほど危険
(3)高度の扁桃腺肥大
睡眠時無呼吸
摂食成長障害
- 扁桃腺炎で入院中に耳鼻科受診を勧められ、睡眠中の無呼吸の事も考えると、手術すべきと思った。
- 3歳の息子ですが、睡眠時のいびきと重度の無呼吸で、成長に影響がでる恐れがあるといわれ、迷わず決断しました。アデノイドとともに切除しました。
- 将来的に睡眠時無呼吸症候群になるといわれたため。
私たちが扁桃腺手術を受けた理由は?
私が扁桃腺の手術を受けた理由は
病巣感染扁桃(溶連菌感染症)の為、2006年9月半ば、扁桃腺の手術を受けることが決まりました。口蓋扁桃摘出手術でした。すぐに予約の空き状況を確認してもらい、最短の10月中旬に予約を取りました。
医師からは、前々から「扁桃腺が大きいね」と言われており、また、腎炎も患っていました。
私の子どもが扁桃腺の手術を受けた理由は
我が子は、扁桃腺肥大による睡眠時無呼吸症候群を改善するために、口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術を受けました。手術後、いびきを全くかかなくなり、睡眠時無呼吸症候群も治りました。
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睡眠時無呼吸症候群は100%完治しました
(術後8日目)
術後は患部がかなり痛いとは聞いていましたがここまで痛いとはビックリしました。イビキや睡眠時無呼吸症候群も併発していたのでお医者さんに今回の摘出手術で治るかもと期待されています。(私も期待してます)
(術後36日目)
7月30日に切除手術を受け9月4日の診察では禁止飲食品は解禁となり、仕事で無理をして疲労困憊になっても高熱は出ない、1ヶ月に1回は風邪をひいていましたが風邪知らず、睡眠時無呼吸症候群は100%完治、イビキは仰向けに睡眠しなければしてないそうです。
手術前後に注意することは?
扁桃腺手術前の注意
手術前は、体調を整えることが大切です。
私は、手術前の最後の診察の際、「手術当日、熱がある場合は、手術ができません」と言われました。また、万が一風邪を引いたら飲むように、と抗生物質を処方されました。
女性の場合は、手術が生理(月経)と重ならないようにすると良いかもしれません。
手術が生理と重なると、出血が多くなる可能性があるそうです。私は、生理の日と重ならなければ、生理の直前、もしくは直後でもよいと医師に言われました。
また、普段から生理痛がひどい方は、のどの痛みとダブルパンチになると辛いと思いますので、女性の方は、手術日を決定する際、この点を考慮すると良いかもしれません。
※不安のある方は、担当医にご相談ください(^^)
禁煙が必要です。
私が扁桃腺の手術を受けるにあたり、病院からタバコについての注意を受けたかどうかは覚えていないのですが、調べたところによりますと、喫煙は悪影響を及ぼすとのことで、手術前後は、禁煙することが望ましいようです。
手術がきまりましたら、すぐに禁煙を!
喫煙と手術後の合併症は密接に関わっています。喫煙は血管系、肺合併症、創傷治療に悪影響を及ぼします。この他、タバコを吸うと「痛みに敏感になる」ことも分かってきています。ニコチンの影響が消えるまでには約12時間、またタールの影響が消えて慢性炎症が治癒するまで約1ヵ月かかります。欧米では禁煙のできない患者さんの手術を延期することもあり、世界的にも手術の1ヵ月前もしくは手術決定直後からの禁煙が不可欠です。患者さんご自身の強い意志で禁煙をできるだけ早く実践し、手術に臨んで下さい。」
扁桃腺手術後の注意
退院後は、固いものは食べないようにして下さい。
1週間から10日の入院後の退院になると思いますが、まだ、その時期は完全に回復した状態ではありません。揚げ物、衣がついたもの、固いものは食べないようにして下さい。※衣が汁を吸った柔らかい状態であれば食べても構わないそうです。私は、麺類をすすることも禁止されました。※ただし、小さく切って食べることは構わないそうです。
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退院後は、入浴は控えた方がよいようです。
入浴すると、血流がよくなり、出血する心配があるので、退院後も、しばらくは入浴を控えた方がよいようです。私の場合ですが、手術の約1週間後に退院しましたが、退院後も1週間ぐらいは入浴を控えるようにと言われました。
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