うがいの効果
ウィルスは口や喉の粘膜に付着してから、約20分で細胞内に侵入すると言われていますので、 こまめにうがいをすることが大切です。
のどが乾燥していると風邪のウィルスが繁殖しやすくなります。
※咽頭や扁桃腺には健康なときでも、ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌などの常在菌がいます。 普段は悪さをしないように免疫力が抑えているのですが、 風邪ウィルスに感染したり、過労などで免疫力が落ちると、 そこにいた細菌が増殖し、炎症を起こします。
※京都大学保健管理センターが「水うがいで風邪発症が4割減少」と、 うがいが風邪の予防に効果があることを発表しました。
効果的なうがいの仕方
- コップに水またはぬるま湯を用意します。
- 口の中の食べかすや菌などを流します。口に3分の1~半分ぐらいの水を含み、正面を向いたまま「ブクブク」と口の中をゆすぎ、吐き出します(1~2回)。
- のどを潤して、ほこりや菌などを洗い流します。口に3分の1~半分ぐらいの水を含み、顔を天井に向けて、口を開けながら、 「ガラガラ」と10秒ぐらいのどをゆすぎ、吐き出します。(2~3回)。
- うがい薬を商品の説明書通りに適量コップに入れます。
- 説明書通りの量の水またはぬるま湯を加えて、うがいの溶液をつくります。
- 口の中の食べかすや菌などを流します。口に3分の1~半分ぐらいのうがい溶液を含み、正面を向いたまま「ブクブク」と口の中をゆすぎ、吐き出します(1回)。
- のどを潤して、ほこりや菌などを洗い流します。口に3分の1~半分ぐらいの水を含み、顔を天井に向けて、口を開けながら、 「ガラガラ」と10秒ぐらいのどをゆすぎ、吐き出します。(2~3回)。
*殺菌タイプのうがい薬は、15秒ぐらいつけておかないと殺菌効果が弱いといわれています。 - うがいをした後はそのままで大丈夫ですし、水ですすいでもOKです。
*うがい薬は商品の説明書をご確認の上、正しく使用してください。
うがい薬の種類
のどの殺菌をして風邪の予防のために使います。また、口の中の殺菌を目的に、歯の治療の後の細菌感染を防いだり、 口内炎などに使われることもあります。最近では、口臭予防として使う場合もあるようです。
【主な製品】
- イソジンうがい薬
- パブロンうがい薬
- コルゲンコーワ
- ポピドンうがい薬
- ルルうがい薬
- キレイキレイうがい薬
のどの腫れや痛みを感じるときに使います。痛みを抑える成分や傷が早く治る成分が入っていますので、 口やのどの炎症を早く治す効果もあります。
【主な製品】
- パブロンうがい薬
- アルペンうがい薬